「離婚しましょう。」

夫にそう伝えた時

意外にも穏やかで

「わかった。そうしよう。

車は必要だろうから乗ればいい。

この家もお前にあげるよ。

預金も分けたらいい。」

と言うと

二階へ上がっていきました。

あらら

これは話が早い。

私は

「ありがとう。そうさせて貰う。」

と伝えました。

その時です

ダダダダダっと

夫が鬼の形相で降りてきて

「さっきのは取り消しや！

家も、車も俺の名義。

貯金も全部、俺のものや！」

と叫びました。

後々

裁判でわかったことですが

私は離婚できるワケがないから

離婚を盾に

脅してるだけと思ったと。

だから

全部あげると、優しくすれば

謝ってくると思った。

本気だと気付いて

パニックになったと。

夫が叫んだ日から

顔を合わすことが

苦しくなり

離婚の話し合いの前に

別居したいと提案しました。

お前が出て行けの

一点張りで

揉めに揉めた末

子どもたちの

援護射撃もあって

夫が実家に

身を置くことになりました。

一歩前進した日

2018年2月17日のことでした。